Canon 一眼レフ交換レンズEF50mm F1.8 STM。Canonの撒き餌レンズと名高い「安くて高性能」なレンズです。撒き餌レンズとは、安い価格に設定してユーザーを増やす的なエビで鯛を釣る製品です。本当のところはどうか不明ですが。2018年1月時点では約15000円で販売されています。
Sony α7RⅢ+EF50mm F1.8 STMでテスト撮影しました。開放F値であるF1.8でもレンズ中央はしっかりと解像力があり、F4~F5.6まで絞れば収差もほぼ無くなります。F11ぐらいから回析が出てきますがF18ぐらいまで絞っても使えるます。開放でも絞っても使えるレンズです。たった15000円のレンズとしては素晴らしい。確かに価格以上の性能があります。唯一気になる点はケラレが大きくF4ぐらいまで絞らないと消えません。あとフォーカスリングが安っぽい。
厚みが薄いレンズなので見た目が安っぽいことも残念です。純正品のレンズフードをつけると見た目が良くなります(個人的感想)。そのためだけにレンズフードを購入しました。ちなみにレンズフードをつけるとフォーカスリングが回しにくい。以下写真はクリックすると高解像度で見れます。
Canon EF50mm F1.8 STMの実物レビュー
Canon EF50mm F1.8 STMは、EFマウント、F1.8、50mmのレンズです。フルサイズにも対応している点も魅力です。APS-Cセンサーで使うには80mm相当になるのでちょっと使いずらいでしょう。
フォーカスリングは小さく値段なりの印象です。電子接点で動作させないとフォーカスリングを回してもピントが動かないので注意が必要です。変換マウントを利用する場合は、電子接点付きが必要です。
わずか160gという軽量・コンパクトさと、F1.8という明るさが特長の標準単焦点レンズです。 EF50mm F1.8 IIから定評のある光学設計を継承し、デジタルカメラでの撮影に適したコーティングを採用しています。また、絞りを5枚羽根から円形絞りの7枚にしたことで、背景を円形で美しくぼかし、被写体を際立たせる撮影表現が可能。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したEOSシリーズに装着した場合には、35mm判換算で焦点距離イメージが約80mm相当となり、ポートレート撮影にも最適な一本です。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef50-f18stm/
Canon EF50mm F1.8 STMをEF→Eマウントへ変換
EFマウントレンズをSony α7R3に装着するためSIGMA マウントコンバーター MC-11 キヤノンEF-E用を利用します。電子接点付きのマウントを使わないとフォーカスリングが動きません。電源が入っていないとフォーカスが動作しないレンズなのです(EFレンズはだいたいそうなはず)。多種多様なマウントが販売されていますが、SIGMAのMC-11がオススメです。だいたいのEFレンズを動かすことができます。使い方も簡単で、普通に装着するだけです。
かっこつけるためにフードも装着しましょう。
マウントをつけてフードをつければ貧相なCanon EF50mm F1.8 STMが、それなりのレンズに見えます。カツラと底上げブーツのおかげですね。
Sony α7RⅢに装着。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
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Canon EF50mm F1.8 STMのF値をチェック
ISO100でシャッタースピードはAutoです。F22から掲載していますが、下からスクールしてみてください。ケラレがF4.0ぐらいまで消えません。
以下上記の中央を拡大したものです。真ん中の黄色いにピントを合わせたつもりです。F18でも使えるレベルでがF11ぐらいがスッキリとして良い感じ。ところどころ手振れしていますね。。。。どの絞りでもしっかりつ写っている印象で開いても絞っても使えるレンズです。
Canon EF50mm F1.8 STMの収差をチェック
段ボールに約1mmの小さい丸い穴をあけて収差をチェックしました。ちょっと絞れば収差がほとんどなくなります。現代のレンズですね。素晴らしい。
詳しく見たい人は下記の画像をクリック
Canon EF50mm F1.8 STMの最短撮影距離をチェック
12~13cmぐらいですね。これだけ近くを撮影できるならズームが無くても寄って撮影できます。