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レンズのレビュー検証ラボサイト(Opticallimits)の各数値(ディストーション、ケラレ、MTF、収差、ボケ、ボケフリンジ等)の読み方

レンズの性能(ディストーション、ケラレ、MTF解像力、収差、ボケ、ボケフリンジ等)を検証している海外サイトがいくつかあります。それらの検証数字を読めるとレンズの特性が分かり便利です。とても難しそうですが、実はとても簡単です。

opticallimitsやphotoreviewなどをよくチェックします。レンズの型番を入れれば主要なレンズはだいたい検証が出てきます。opticallimitsが読みやすいのでディストーション、ケラレ、MTF、収差、ボケ、ボケフリンジのラボテスト結果の読み方を紹介しようと思います。

opticallimits
http://www.opticallimits.com

photoreview
http://www.photoreview.com.au/

 

実際にSony FE 24-70mm f/2.8 GMレンズのラボテストを読む

では実際のSony FE 24-70mm f/2.8 GMレンズのラボテストの記事を読んでいきます。GMレンズとはSony製のレンズでは一番性能が良いブランドになります。性能もまずますですが価格もまずまずで割高感があります。Eマウントのレンズでは最高峰です。

Sony FE 24-70mm f/2.8 GM ( SEL2470GM )
http://www.opticallimits.com/component/content/article/997-sony2470f28gm

だいたい1P目はレンズの概要説明です。適当に読みましょう。ページ下部の「NEXT PAGE」で2Pへ進みます。

Distortion、Vignetting、MTF (resolution)、Chromatic Aberrations (CAs)、Bokeh、Bokeh Fringingなどの検証数値が並んでいます。項目の説明をしてゆきます。意味が分かれば簡単です。

ディストーション(Distortion)とは歪曲収差のことです。レンズの映像は歪んでいます。だいたい樽型収差か糸巻型収差になります。樽型は中心から外に向かって膨らんで見えます。糸巻型は中心に向かって収縮してみえます。

当然歪みが少ないほうが優秀ですが、レンズやカメラで補正されますので、余程の歪みでなければほとんど気にならないでしょう。タブでmm数ごとに検証があります。24mmは樽型、35mmが一番歪みが少なく、50mmや70mmは糸巻型になるという結果が読めます。

ビネッティング(Vignetting)とは周辺減光のことです。ビネットやケラレです。レンズの端(周辺)は暗くなります。開放だとケラレが目立ち、絞るとケラレがなくなります。F5.6以降は周辺減光の影響が変わらなくなります。35mmか50mmが優秀です。レンズやカメラでも補正できます。この表の場合は数値が低いほど良いです。

MTF (resolution)とは解像力とコントラストの数値です。F値によってレンズ中央・周辺・端の解像力が変化します。一般的に、絞るほどレンズ中央の解像度は下がり、周辺の解像度は上がります。2~3段絞ったF値が全体の解像度のバランスが良くなります。35mmでf5.6が一番良好かなとわかります。この表の場合は数値が高いほど良いです。

色収差(Chromatic Aberrations)ですが、倍率色収差のことでしょう。倍率色収差は絞っても改善されません。広角なほど顕著になります。望遠になるほど倍率色収差は少なくなるでしょう。検証を見ると50mmまでズームするとずいぶんと改善されます。

ボケ(Bokeh)は、特に説明不要ですね。

ボケフリンジ(Bokeh Fringing)は、ピントの奥と手前で発生するフリンジです。だいたい奥は青や緑っぽく、手前は赤っぽくなったりします。開放で人物を撮影すると、人物より後ろの背景で発生するフリンジが目立つことがあります。ボケフリンジ具合をチェックできます。f5.6でほぼ解消されていますね。

以上からSony FE 24-70mm f/2.8 GMレンズの検証結果を見ると、レンズの性能を出すなら35mmのf5.6ぐらいで使うのがベストだなーとわかるでしょう。レンズ中央の解像度を重視するなら24mmでf4で撮影するとベストです。これがわかるとちょっとだけ、撮影時に設定への確信が持てますよね。

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