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これは楽しい!万能なオールドレンズ Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm。風景も人物もマクロも撮影できる。

オールドレンズの定番であるCarl Zeiss Jena Flektogon(カールツァイス・イエナ・フレクトゴン)。Flektogonの35mmは、大きく3世代(細かくはもっとあるのでしょう)あります。2代目のゼブラ柄のFlektogonを購入しました。前半はレンズの紹介や評価、後半は実際に撮影した静止画と動画を紹介します。

α7R IIIに装着しました。フルフレームの35mmなので広く撮影できます。開放でも絞ってもレンズ中央の解像度は良好で、バランスよく撮影できるレンズです。そして18cmまで接近して撮影できるため、このレンズ1つでいろいろな撮影が楽しめます。まさに万能!APS-Cにクロップすれば、素早く50mmに変化します。

1代目:フレクトゴン35mmF2.8(銀)見た目が豪華。
2代目:フレクトゴン35mmF2.8(ゼブラ)最短距離18cm。
3代目:フレクトゴン35mmF2.4(黒)マルチコート化。

本当は3代目の黒いマルチコートタイプのフレクトゴン35mmF2.4を購入しようと企んでおったのですが、eBayでフードが付いたゼブラ柄の2代目を見つけ)買うてしまいました。

純正のフードだと思うのですが、リングの部分だけ金属でフードの部分はプラスチックです。見た目以上に安っぽくレトロです。購入前から知っていたのですが、この安っぽくレトロに惹かれました。入れ物は革でできており、妙に立派です。そして臭い。

フォーカスや絞りのリングはアルミ製で軽くスカスカです。もっと重厚で滑らかさを期待していました。これは状態によるものかも。

レンズはメンテナンスがされているようで、ホコリも少なく良好でした。ミントでエクセレントです。

フォーカスリングの先がヘリコイドです。ヘリコイドがぐんぐんと伸びることで、18cmという接写が可能です。

こんなに伸びます。フォーカスリングは1周近く回ります。フードが接触するほど近寄って撮影できます。白い文字のメートル表記はピントの位置です。0.18は18cmってことです。

ゼブラ側が下品で嫌だなと思っていたのですが、フードをつけることでバランスが良くなります。

絞りは5角形。

 

Carl Zeiss Jena Flektogon 2.8 35mmのレンズ性能チェック

オールドレンズなのでメンテナンスの影響や個体差も考えられますが、簡単にレンズの性能をチェックしてみました。私が購入したCarl Zeiss Jena Flektogon 2.8 35mmは、絞りの状態が悪いせいか調整が甘いのかF18(メモリは無いけど)からF22の絞りが動きません。

まず周辺から見てみます。ケラレはF5.6でほぼ無くなります。収差はF8まで絞るとすっきり。F11以降から回折ちょびっと出てくる。

F2.8

F4

F5.6

F8

F11

F16

F22

開放でも中央の解像力は良好。絞ってもあまり変わらず。面白いなぁ。F2.8からF16ぐらいまで使えるレンズです。

F2.8

F4

F5.6

F8

F11

F16

F22

ピントの奥は青色、ピントの手前は赤色が出ます。

開放のボケはこんな感じです。オールドレンズらしいたっぷりの収差も見て取れます。ぐるぐるボケの元です。

たしかF8まで絞ったボケです。絞りの5角形。

 

Flektogon 35mmはどれだけ寄れるのか

18cmまで寄って撮影できます。15cmの印字がある板にくっつけて撮影します。最短でどこにピントが合うかチェックです。

13cmのちょっと奥にピントが合いました。フードの2cm先ぐらいまで接写できます。

 

万能そして、マクロ撮影は楽しい!

Carl Zeiss Jena Flektogon 35mmは、風景を撮影しても、普通に人物を撮影しても、接写しても、マクロ撮影しても万能です。オールドレンズらしいグルグルボケも楽しめます。オールドレンズの場合、どのF値で撮影したか情報が残らないので、あれです。

 

動画をとっても楽しい!

Sony α7RIIIにて、Slog3-S-Gamut3.Cine 24fpsで撮影しました。接写もできるメリットが大きいです。Slog3で撮影してシネマ風にアレンジ。

 

 

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