記事レビュー

Sony α7R3 実はフルサイズよりAPS-Cサイズで4K動画を撮影したほうが高画質! Super 35mm(APS-C)4K動画の画質を徹底チェック

Sony α7RⅢはフルサイズもしくはAPS-Cサイズで4K動画を撮影できます。実はAPS-Cサイズで4K動画を撮影したほうが画質が良いです。APS-Cクロップモードで4K動画を撮影(Super 35mm)することで、5K~6Kのセンサーから全画素読み出ししオーバーサンプリングで4Kに記録します。そのため解像力がありシャープな4K動画を得られます。

Sony α7シリーズはAPS-Cクロップモードを選択できます。センサーがフルサイズからAPS-Cサイズになります。Super 35mmモードと表記されたりもします。メーカサイトにも説明がありますが、流し読みすると性能の違いに気が付きません。しっかり読んでみましょう。

・表現の用途に合わせてSuper 35mm(APS-C)とフルサイズから選択可能
・Super 35mm時には、約1.8倍(5K相当)の情報から4K動画を作成、高い解像力を実現。
・フルサイズ時には、4K動画の中高感度画質が向上。

<5K相当の豊富な情報量を凝縮した高解像4K動画記録>
Super 35mm(APS-Cサイズ相当16:9)時は、画素加算のない全画素読み出しにより、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約1.8倍(5K相当)の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力。モアレやジャギーの少ない高い解像力を誇る4K動画画質を実現。さらに、画像処理システムの進化により、フルサイズ領域での4K動画記録の中高感度画質が向上。より幅広いシーンでフルサイズの表現力そのままに4K動画を記録できます。表現の用途に合わせてフォーマットをSuper 35mmとフルサイズから選択可能。4Kの記録フォーマットにはXAVC S(*2)を採用し、最大100Mbpsの高ビットレートでの高画質記録に対応しています。
http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM3/feature_4.html

実際にSony α7RⅢ Super 35mm(APS-C)4K動画とフルサイズ4K動画を比較

画質の違い4Kモニターでチェックしないとはわかりません。でも明らかに違いがあります。画像の左がSuper 35mm(APS-C)4K動画です。右がフルサイズ4K動画です。

こちら拡大したものです。左のSuper 35mm(APS-C)がシャープです。右のフルサイズはボヤっとしています。解像力の違いが見られます。※APS-Cで撮影した場合はフルサイズと比べて画角が1.5倍ぐらいになります。そのためフルサイズ撮影時には全画素超解像度ズームで1.5倍にしています。

フルサイズ時には、4K動画の中高感度画質が向上とあります。感度ノイズも比べてみます。左側が少し感度ノイズが多いようにも見えます。

わかりやすくするためそれぞれシャープを上げてみます。右側のフルサイズのほうがノイズが少ない傾向が見えてきます。

以上から、明るい環境で4Kの画質を高めたい場合には、Super 35mm(APS-C)で4K動画を撮影。暗い環境で解像度よりノイズが少ない4K動画を撮影したい場合は、フルサイズで4K動画を撮影するといった使い分けが考えられます。

でもちょっとまってください。。。。。

全画素超解像度ズームだから画質が低いのでは?

フルサイズの比較動画は、全画素超解像度ズームを使っています。全画素超解像度ズームは、ほぼ劣化なしですが、やっぱり多少劣化します。その影響も考えられます。というか確実に影響あります。

そこで、全画素超解像度ズームを使わずにSuper 35mm(APS-C)と、フルサイズでレンズによるズームで同じ画角になるようにしました。ピントも確実にわかる平面的なものを撮影しました。

左がSuper 35mm(APS-C)、右フルサイズでレンズズームです。レイヤーを重ねて比較しています。

こちらさらに拡大したもの。やはり左のSuper 35mm(APS-C)のほうがシャープです。ピントは何度も確認したので間違いありません。

もしかしたらレンズズームにより、レンズのmm数によって、F値のように解像感が違うのかもしれません。

 

レンズのズームで画質が違うのでは?

レンズはSony SEL2470GMです。左24mmと右50mm。レンズのmm数に合わせて、カメラの距離を移動しています。ちなみにどちらもAPS-Cです。同じモードで撮影しています。結果として画質はまったく一緒です。

以上からSony α7RⅢはフルサイズより、APS-Cサイズで4K動画を撮影したほうが画質が良い(見た目がシャープという意味で)です。APS-Cで撮影したほうが被写界深度が深くなるので、ボケが少なく全体的にピントがあり綺麗に見えるというのもあるでしょう。

ただメーカサイトにそのような特徴(APS-Cで4Kを撮影したほうが解像力が高い)があると書かれているので、正しいかなと考えております。画質って一見で評価するのは難しいですよね。あくまでも簡単な検証により、そのような傾向がありそうな一例として参考いただければ幸いです。

関連記事

  1. 検証レビュー:縮小光学系Lens Turbo Ⅱ(レンズターボツー)は…

  2. 最近パスワードがたくさん流出した。ウィルス対策とセキュリティ対策を考え…

  3. わずか1万円台!手軽に安く本格的に顕微鏡の映像を撮影できるCマウント顕…

  4. 撮影レビュー Sony α7RⅢ + Pentax M42 SMC T…

  5. SAMYANGの格安CINEレンズ「35mm T1.5 VDSLR A…

  6. ローライト・低照度環境の高感度ノイズを除去できるNeat Video(…




最近の記事

  1. 記事レビュー

  2. 記事レビュー

  3. 記事レビュー

  4. 記事レビュー

  5. Sony α7R III

最近の記事

お勧め記事

  1. 記事レビュー

  2. 記事レビュー

  3. 記事レビュー

  4. 記事レビュー

  5. プロジェクトONE

PAGE TOP